紗依良(さえら)です。
時々、いろんな方のブログにお邪魔しています。

今日、フと目に入った言葉が
「ヒーラーとしての在り方は常に「ポジティブでいる事」など。
「それが光の存在で在り続ける事では?」との考えを投げかけている記事でした。

最後はまた違う視点を綴っていらっしゃいましたが、こういう風に思っていて「常にポジティブでいなくちゃ!」と悩んでいる人も多いかも?

エネルギーヒーリングだけがヒーリングではない

一般的に、ヒーラーって「ヒーリングエネルギーを使って癒しや変化をもたらす人」と思われているかもしれません。

しかし、ヒーラーと名乗らなくても、世の中にはヒーリング効果を知らずに発揮している人は沢山居ます。

自分の心の傷を克服した人は誰でも癒し人になれる

ヒーラーって何だろう?と思うのですが、「その人と一緒に居ると安心していられる」という事が大きいかもしれません。

でもその安心感って、「その人の事を解ってあげたい」という気持ちから来るんじゃないかしら?

本当に人が悩んでいる時、辛い時、最初は周りの人に相談したりします。
でも人って自分の経験した事しか、本当の事は解らない。

だからあなたの悩みの深さが解らない人には、「そんなのよくある事だよ」で片付けられたりしちゃいます。

「大丈夫だよ」って。「どうにかなるよ」って。
そして、がんばり屋のあなたはもう頑張る力も無いのに、また頑張ろうとして力を使い果たしてしまうのです。 

それは、自分の体験したことではなく、誰かの話しを聞いただけだったり、週刊誌に書いてあった事を読んだだけの【知識】を基準とした判断だったりします。

たとえ、そのような経験が無くても、あなたの傷ついた心を自分の事として考えられる、察してあげられる人が【癒し人】なんじゃないかなって思います。

そして、深く傷ついたあなたが、人に助けられながらも自分で前を向けるようになったなら、あなたは同じ思いをした人の話をきちんと聞いてあげる事が出来るだろうし、どう気持ちをもっていけばいいのか?話してあげる事ができます。

すでに立派なヒーラー=癒し人ではないでしょうか?

これは、ポジティブな考え方とも違います。
自分の経験から生まれた、「前を向く生き方」としての考え方です。

あなたの経験が誰かを救う

ヒーラーになりたい人って、自分が苦しんだ経験を1つくらいは持っている人が多いです。

その経験を、今のあなたの姿を必要としている人に教えてあげればいいんじゃないかな。

ただ知っているだけの知識よりも、人を理解出来る深さが違います。

あとは、相談する側の意識も大切になってきます。

相談する人の意識が大切

辛い事かあったり、どうしようもない時は、無理に前を向こうとしなくてもいいんです。
頑張る人、人に頼って来なかった人ほど休もうとしません。

そんな時は、どうか安心出来る人に、話をただ聞いてくれる人に辛い気持ちを話して下さい。
その辛い思いを一人で抱え込んでいる事はないのですから。

ただ、その状態を5年も10年も継続しているのなら、自分と向かい合う必要があります。
「なんで苦しいのか?」を自分で知る必要があります。

「人に知ってほしい」「この気持ちを解って欲しい」
そう思っても、あなたの本当の思いはあなたしか解らない。

だから、自分が一番の理解者になってください。

「苦しい状態でいる事」が普通になっているなら、自分で変える必要があります。

いくら天使や宇宙に願っても、アファメーションしても、現実は変わらないでしょう。

現実を動かすのは、自分をしっかり見て、自分で決めて、行動する事だからです。

「また同じ事が起きてしまうのでは?」「こんな自分は受け入れられないのではないか?」と、自分自身を信じられない気持ちだったりするのですが、「今の自分を受け入れられない」事を正当化するために「私はこんなひどい事をされたのだ」と、前に進みたい気持ちを抑え込んでいる場合もあります。

私達はそこまでヤワではありません

あなたの本当の力強さを、自分で知る機会を持って下さいね。

外側の誰かが救ってくれるのを待つのではなく、すでに生まれた時から持っている、あなたの神性があなたを救います。

癒し人は、そんなあなたを信じている人達です。

そして、あなたが乗り越えてきたその経験は、誰かを救う事が出来ます。